2009年10月28日

免疫吸着治療 第7クール

定期的に行っている免疫吸着治療を10月末に行いました。

前回治療後2ヵ月半ほど、顕著なSPS症状の悪化はほとんど見られませんでした。
今までですと、1ヶ月で悪化が見られ、2ヶ月目には外的刺激による硬直発作がかなり出ていました。
ピロリ菌の除菌を行ったこととの因果関係は不明です。

今回の治療の目的は、外的刺激による硬直の頻度が増えはじめたので、その軽減となります。

そして治療後ですが、いつも通り
顔、手、足にすぐに効果が表れ、腰の起床時ののけ反りとけいれんは翌日一時的に悪化しました。
翌々日には腰ののけ反りとけいれんも多少改善し、退院となりました。

A.立位体前屈(床からの距離cmです)
B.のけ反り高さ(仰向けに寝た状態での腰椎L4〜L5付近の高さcmです)

 10/28 −−/3.8(治療前) 抗GAD抗体価 85000
 10/30 46/3.2(治療後)
 10/31 38/3.0

また、ピロリ菌ですが、残念ながら除菌に失敗していました。
抗生物質を変えて、もう一度除菌することになります。

そろそろ免疫吸着での現状維持にも限界が見え始めたのですが(詳細は後日記載します)、もうしばらくは免疫吸着での治療を行う予定です。

以後経過は、また更新します。

※2009/11/23 抗GAD抗体価追記

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退院後、自分で靴下が履ける程度に硬直が改善しました。
ただし、相変わらず、自分で足の爪を切る事は出来ません。
(SPSで体幹硬直のある方にはわかっていただける基準かと思います、あぐらがかけない、など)。

また、これはSPSの症状ではないかもしれませんが、今年に入ってままある、寝る時にうなされる症状は改善しませんでした。
家族に聞くと、寝ている時に声に出してうーんうーんとうなっているそうです。
ボーっとして頭が重い感じと、寝入り、寝起きに声を出してうなされている自覚症状はあります。
主治医に話しましたが、それについてはわからないようで、特に何も言われませんでした。


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posted by ひで at 12:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。お加減は如何ですか?
 掲示板への書き込みをしていて、出来なかったので、心配しています。
 メールアドレスはここで書き込むと、公開されるのでしょうか?
Posted by kirin at 2010年02月01日 09:58
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