前回治療後2ヵ月半ほど、顕著なSPS症状の悪化はほとんど見られませんでした。
今までですと、1ヶ月で悪化が見られ、2ヶ月目には外的刺激による硬直発作がかなり出ていました。
ピロリ菌の除菌を行ったこととの因果関係は不明です。
今回の治療の目的は、外的刺激による硬直の頻度が増えはじめたので、その軽減となります。
そして治療後ですが、いつも通り
顔、手、足にすぐに効果が表れ、腰の起床時ののけ反りとけいれんは翌日一時的に悪化しました。
翌々日には腰ののけ反りとけいれんも多少改善し、退院となりました。
A.立位体前屈(床からの距離cmです)
B.のけ反り高さ(仰向けに寝た状態での腰椎L4〜L5付近の高さcmです)
10/28 −−/3.8(治療前) 抗GAD抗体価 85000
10/30 46/3.2(治療後)
10/31 38/3.0
また、ピロリ菌ですが、残念ながら除菌に失敗していました。
抗生物質を変えて、もう一度除菌することになります。
そろそろ免疫吸着での現状維持にも限界が見え始めたのですが(詳細は後日記載します)、もうしばらくは免疫吸着での治療を行う予定です。
以後経過は、また更新します。
※2009/11/23 抗GAD抗体価追記
続きを読む(退院後の経過)