2008年11月21日

PET検査に行って来ました

先月のお話なのですが、PET検査に行ってきました。
体験談として、ここに書き留めておきます。

PET検査とは、MRIやCTスキャンのみでは発見できないような
ごく小さな腫瘍を発見する事が出来る、検査方法です。

欧米では、腫瘍が疑われたらまずPET検査、というほど普及しているのですが
何故か日本ではなかなか普及していないらしいです。

情報元:PET検査ネットhttp://www.pet-net.jp/


スティッフパーソン症候群は、傍腫瘍性神経症候群のものもあると言われてますので、出来ればやっておきたい検査の一つです。
費用は、保健適用前で10万円程度かかります(3割負担で3万ほど)。高いです。
大学病院等でも、まだまだ導入は進んでいないらしく、私のかかりつけの病院にはありませんでした。
そこで、PET検査施設のある、検査専門の病院でやることになりました。


当日の流れ。

まず事前の準備として、FDG(フルオロ・デオキシ・グルコース)という薬を、静脈から少量入れます(1cc未満!?というぐらい)。
これは、ブトウ糖のようなもので、副作用やアレルギーの心配は、まったく無いそうです。
入れた後、1時間ほど安静にしています。この間に、全身にFDGが回ります。

気をつけなければいけないのは、運動をすると、そこにFDGが集まってしまうことです。
そうはいっても、SPSでは、痙攣や筋硬直がどうしても出てしまいますから、検査に影響があるのでは?と少し心配していたのですが、セルシン(ジアゼパム)を早めに飲んでいたおかげか、結果からすると、検査は問題なく行えました。

検査時には、MRIと同じようなドーナツ状(円筒形)の装置に入って、撮影を行います。

実は、私にとってMRIは、大きな音で不随意運動(のけ反り)が誘発されてしまうため、とても苦手な検査です。
そこで、念のために耳栓を持っていったのですが、PET検査の音は、MRIに比べると、ずっとずっと静かでした。


撮影が終了し、その後30分ほど安静にしています。

3時間ほどで検査は終了し、後日、主治医から検査結果を聞くことになります。
今回は、検査結果としては問題は見つかりませんでした。

PET検査をやってみて、検査自体は。時間がかかることぐらいで、とても楽なのですが、検査の都度に
他病院に行く事を考えると、費用も手間もかかるので、疾病によっては、かかりつけの病院選びの際に
PET検査施設があるかないか?で判断するのもありかな、と思いました。

「疑わしければ、まずPET検査」、日本でも早くそうなるよう、施設が普及して欲しいです。


あと、SPSまとめサイトってどこにあるの?検索で出てこないよ、と言われたので
また、リンクをしばらくの間、貼っておきます。

「スティッフマン症候群(スティッフパーソン症候群) まとめwiki」
http://health.p-wiki.jp/stiffman/

情報に間違い、足りないもの、更新されたもの等がありましたら、コメントやメールで教えていただけると、嬉しいです。




posted by ひで at 12:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 検査結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月20日

抗アンフィフィシン抗体、と抗ゲフィリン抗体検査結果

先日、筑波大学付属病院から検査結果が届きました。

抗アンフィフィシン抗体(anti-amphiphysin-antibody)、抗ゲフィリン抗体(anti-gephyrin-antibody)共に
陰性となっています。
どちらも数値では無く、陰性、陽性でしか結果は出ないそうです。

IMG2.jpg

抗アンフィフィシン抗体が陽性の場合は、傍腫瘍性神経症候群の可能性が高いと、いくつかの文献に載っています。

これらの抗体検査をしたとしても、既に確定診断されているスティッフパーソン症候群そのものの治療方法には、なんら変化はないのですけれど、例えば、全身検索でも悪性腫瘍が見つかっていない場合で、抗アンフィフィシン抗体が陽性の場合には、悪性腫瘍の検査を重視して定期的に行っていく、など長いスパンでの治療方針を決める時の、指針の一つにはなるのかなとは思います。


抗GAD抗体の検査も頻繁には出来ない縛り(SPSが病気として認められていないので、1型糖尿病の検査としてしか行えないらしい?)があったりするのですけれど、やはり早く、SPSが病気として広く認知されて、必要な検査が保健適用できちんと出来るようになってほしいと思います。

また、一般的でない抗体検査をしてくださった筑波大学付属病院の医師の皆様方、ありがとうございました。

参考文献:神経内科 64巻4号(2006年4月発行)Stiff-person症候群の病因 Stiff-person症候群の臨床



posted by ひで at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 検査結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする